SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

戦国・江戸時代 武将 甲冑・刀剣・茶道具 博物館・美術館・城・茶室などを巡る拝見記。その他の雑記もあり。

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

真田行5 上田編

上田城。この城で真田昌幸は二度にわたり徳川の大軍を迎え撃った。一度目は1585年、二度目は1600年に。そして昌幸は二度とも徳川勢を退ける事に成功する。しかしそんな輝かしい戦歴を誇る城から昌幸は退去する事となった。関ヶ原で西軍が負けた為に…

真田行4 松代編

大坂夏の陣から7年が経ち、妻・小松姫の死はあったものの上田の真田信之にも平穏な日々が訪れていた1622年、突如として幕府から松代への移封が言い渡された。石高は加増されるものの上田のある小県は真田氏墳墓の地であり、一度は失ったこの地を祖父幸…

真田行3 高野山・九度山編

真田昌幸・幸村父子が高野山へ配流されたのは1600年12月。関ヶ原の戦いで西軍が敗戦、上田城で徳川秀忠軍を苦しめた2人は当然死罪になるところだったが、信幸の必死の嘆願で助命された。高野山へは南海高野線で向いました。到着してすぐ奥の院で大名…

真田行2 大阪編

真田氏ゆかりの地、最初は大阪。JR環状線「大阪城公園駅」を下車、しばらく歩くと大阪城ホールがあります。前はよく来たんですが最近はご無沙汰。さらに歩き大阪城天守へ。極楽橋方面からの「大阪城」1614年10月豊臣・徳川間に緊張がはしる中、幸村はこの…

真田行1 序

戦国武将で誰が一番好きか?との問いに答えるなら「真田幸村」と即答する。最初に幸村の名に出会ったのは、「真田十勇士」(村上元三著)だったと思う。小学校の図書館で何度も読み返した記憶がある。次いで中学時代に「真田太平記」(池波正太郎著)と出会…

大阪城へ行ってきました

「司馬遼太郎と城を歩く」を観たからではないが大阪城に行ってきました。本当は常設展が変わったからですが。大阪城の前に大阪城公園駅。改札の頭上にはこんなもんのがあります。「大阪城公園駅」と題された文章。書いたのは作家・司馬遼太郎。実は「司馬遼…

金沢城と富山城、そして・・・

遅くなりましたが、今年最初の記事になります。用事が出来たので石川県に行く事になりました。せっかくなので金沢城を訪れようと思い、更に足を伸ばして富山城まで。「富山城」。と言っても模擬天守で中は博物館です。富山前田家10万石の居城。金沢に移動…