広島は福山
広島県立歴史博物館
守屋壽コレクション初公開記念
洛中洛外図屏風と古地図でたどる日本の歴史
期間:4月25日(金)~6月15日(日)
御行幸次第 下巻
寛永三年(1626)に行われた後水尾天皇が二条城への行幸を記録した絵巻。
御行幸次第 中巻
和歌会では、二代将軍・徳川秀忠、三代将軍・家光、徳川御三家、家光の弟の駿河大納言忠長、八条宮智仁親王、関白・近衛信尋そしてこの絵巻の原本の作者と考えられている烏丸光広の名も見える。
東紀行 烏丸光広筆
光広が勅使として江戸に下る際の紀行文。
箱書きによれば近衛家熙の旧蔵品で、家熙の子・家久より諸大夫であった進藤永冨に与えられた。
伏見深草村文書
京都伏見の深草村の庄屋・大久保家に伝来した資料群。
そのうち展示資料は伏見奉行・小堀遠州より深草村に宛てた年貢の割付状。
記宋鄒浩田画王回曾誕事 吉田松陰筆
野山獄の松陰が安政六年(1859)が弟子に書き送った詩。
弔南洲詩 勝海舟筆
明治17年(1884)「亡友南洲氏」から始まり、勝海舟が西南戦争により賊名の誹りを受けた西郷隆盛の名誉回復がされていない事を盟友の立場から偲んで詠んだ詩。
東西蝦夷山川地理取調図
幕末の探検家で「北海道」の名付け親である松浦武四郎が制作した地図。
次回も福山