今回は名古屋
最初は名品コレクション展示から
唐物茶壺 銘 大般若
企画展「千代姫の華麗なる生涯」
期間:4.12 (土)~6.08 (日)
和歌色紙「大かたの」徳川家光筆
春日局消息
十一月十三日付、権大納言(橋本実勝娘)宛。
純金台子皆具
染付花唐草文茶碗
寛永19年(1642)徳川家光より徳川光友拝領。翌20年に光友の父である尾張初代・義直が本椀披露の茶会を開き、点前を小堀遠州が披露した。
小倉色紙「百しきや」藤原定家筆
大名物。徳川家光が寛永六年(16299の茶会で使用した記録が残る。
その後、千代姫が尾張徳川家に入輿する際に持参したとみられる。
葵桐紋松藤蒔絵机
千代姫所用であるが、制作年代は古く葵紋と五七桐紋から豊臣秀吉の正室となった徳川家光の姉・千姫の所用品とする説がある。
千代姫は三代将軍・徳川家光の第一子で当初、男子に恵まれなかった家光の後継ぎを確保するため、幼少期に尾張徳川家2代・光友と縁組している。
寛永16年(1639)、千代姫が、尾張徳川家2代光友に嫁ぐ際の婚礼調度は「初音の調度」として現在国宝となっています。